英単語の発音は辞書で勉強しよう!

公開日:2018.06.30
最終更新日:2023.09.06

日本人にとって、英語の勉強は長年の課題と言えますね。いかに楽をしながら効率よく勉強するかということに重きを置いた教材がたくさん販売されています。中学から何年も勉強してきたにも関わらず、発音が全く出来なくて仕事で苦戦している方は多いのではないでしょうか?あんなに辞書とにらめっこしながら、アンダーラインを引きまくったのに全く語彙力がないことに打ちひしがれている方は沢山いるでしょう。どうしたら効率よく覚えることができるのでしょうか?

 

知らない単語が出てきたら、まずは発音を知ろう

読んでいて、知らない単語が出てきた場合、どうしたら良いでしょう?まず、辞書で意味を調べますか?それとも発音を調べますか??訳している途中であれば思わず辞書で意味を調べることを優先したくなるかもしれませんね。しかし、日本語で考えてもそうですが、知らないものをどう発音するのか?という事を必ず調べておく必要があります。日本語でもそうですが、読めない漢字は書けませんね。それと同じで発音できないと覚えられませんし、リスニングの時に聞き分ける事ができないのです。辞書を引いて意味を調べると同時にどう読むのかを確認して、声に出して読んでみましょう。もし、記号がよく分からないという方は、電子辞書で教えてくれる機能を使って、耳から覚えましょう。そして、声に出して何度も実際に言ってみましょう。

初めて見るものについては、少なくとも30回は繰り返し発音すると頭の中に定着してくると言われています。また、ある程度語彙力がついてくると、アクセントのパターンが似ている、読み方が類推できるというものがでてきますので、(もちろん、念のため辞書で確認する必要はありますが)事前に予測がつくようになってきます。そうなると、万が一、手元に辞書がない場合でも何とか類推したり、意味を推測したりできるようになって、読む事が楽しくなってきますね。なるべく、耳で正確な音を聞いて反復すれば、効果的に覚える事ができます。めんどくさいと思っても、初めて見るものは、発音と意味との両方を調べるようにしましょう。そして、口に出して何度も言ってみましょう。

 

発音に役立つアプリやサイトは?

スマホの普及とともに、通勤や通学の合間に勉強できるようになりました。昔は参考書を持ち歩く必要がありましたが、今はスマホを持っていれば学習ができるため便利な時代ですね。ぜひ、そのような便利機器を利用して、隙間時間を上手に使い、勉強をしましょう。しっかり本格的に勉強したい方から、ちょっと遊びも入れて息抜きを兼ねた勉強をしたい方まで、人によって様々ですが、今は沢山の種類のアプリがありますので、自分の希望と合うアプリを探してみましょう。ここでご紹介するのはほんの一例ですが、お気楽学習系アプリをご紹介します。

まず、Duolingo(デュオリンゴ)です。テレビでもかなりCMが流れているので、ご存知の方は多いのではないでしょうか?レッスンにはゲーム的な要素が沢山盛り込まれており、楽しみながら継続して学べるように組み立ててあります。レベル別に画面上で問題が出題され、回答した瞬間に正解か不正解か表示されるので、すぐに結果がわかるようになっています。

また、レッスンの中で「ライフ」というポイントのようなものを保持しながら問題に答えて行くのですが、不正解になるごとにライフが1つずつ減っていき、ゼロになった時点でそのレッスンは最初からやり直ししなければいけません。間違えるとライフが減って行くという設定は、テレビゲームの中でよくあるシステムですね。

ゲーム好きな方にとって、このライフというシステムはまさにゲーム感覚で楽しめるアプリと言えるのではないでしょうか?もし、本格的に勉強したいという方は、BBCやNHKのアプリをダウンロードすると良いでしょう。ニュースで読んだ原稿をそのまま学習に使えますし、ヒアリングの勉強をする事ができます。

 

発音を学んだら英単語の意味を知ろう

新しい単語はまず、発音を調べてそれから意味を調べると良いと、先に述べました。意味を調べる時も、単にひとつだけでなく、色々な意味や用法がありますので、それを覚えておくと良いでしょう。その際は、必ず、例文をいくつか抜き出して、文章で覚えるようにするとイメージがつかみやすく、意味も脳に定着しやすくなります。学生の方には避けて通れない暗記も、単にそれに対応する意味だけを覚えるよりは、例文ごと覚えるほうが覚えやすくなります。

では、単純ながら非常に苦痛と感じやすい暗記はどうしたらいいでしょう?覚えるためのオススメの方法をいくつかご紹介いたします。しかしその前に、知っておいて欲しい事があります。暗記したものは時間が経つにつれて忘れてしまうものであると心得ましょう。どんなに記憶力が優れている方でも、忘れるであろうという事を前提に暗記という作業を行いましょう。

暗記で覚えたことは時間が経過すればするほど、忘れてしまうものなのです。その事を前提に、以下の手順で暗記していきましょう。まずは、覚えてから、声に出して読んだり、書いてみたり、何度も何度も繰り返してやってみましょう。インプットとアウトプットの繰り返しにより、徐々に脳に定着していきます。

ある程度覚えたら、その単語の日本語の意味は隠しておいて、ヒントなしで自分がどこまでどれくらい解けるのか?をやってみましょう。また、暗記はだらだらと時間をかけてやっても効率が悪くなるだけなので、1時間で自分が何個英単語を覚えられるか把握しておきましょう。

 

まとめ

結局のところ、発音を勉強するには沢山聞いて沢山話す事が大事だという事がわかりましたね。最近ではネイティブの発音を、スマホやiPadで簡単に聞く事ができるようになりました。そのため、やる気次第では、留学しなくても相当のレベルの英語を話すことも可能になり、英語学習へのハードルは以前より低くなっていると言えますね。

電車での移動時間や、待ち時間などのちょっとした隙間時間を利用して、携帯のアプリを使った英語学習をする方も増えています。無理なく楽しく続けられるアプリを利用すると良いですね。英単語は覚えて、書いて、読むことを繰り返して、忘れないうちに頭に定着させていきましょう。

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