英文校正業者に原稿を送る前にしておくべき準備

英文校正に依頼することでより良い論文へと仕上げることができ、学会誌など多くの人の目に留まる場所に掲載される確率も高くなります。校正業者に依頼することは便利で安心できるサービスですが、その分自身でするべき準備を怠らないようにすることも重要になります。校正業者が作業に集中できるように準備を行っておくことが論文の質を向上させることにも繋がります。論文原稿を校正業者に出す前にしっかり注意点を確認しておきましょう。

タイトルや構成は自分で考えた上で執筆する

基本的なことではありますが、その論文のタイトルは自分自身で決めておく必要があります。どのようなタイトルが良いか悩んだ末に、校正業者にタイトルまで決めてもらおうと考える依頼者も多いのですが、タイトルは論文の重要な部分でもあり、その論文を書いた本人以外がそれを決めるということはよりハードルの高いものとなります。そのため、タイトルはその論文のテーマや研究意義など、すべて把握している自身で付け、業者任せにならないように注意しましょう。効果的なタイトルが決まらない場合、校正者にアドバイスを貰うという手もあります。校正者に質問できるサービスなどあるため、利用してみるのも良いでしょう。

また、論文の構成も自身でしっかり考えておくことが重要です。海外の学会誌など、論文の構成に問題がある場合は掲載が拒まれる可能性が高いとされています。構成が稚拙であると、読むに足らない論文であると判断されるため、しっかり考えておく必要があります。構成によって、その論文で伝わるものが左右されてしまうため、自身の考えをしっかりまとめて原稿を作り上げておく必要があります。

論文の構成も校正サービスに一任する方もいますが、自身で事前にクオリティの高い状態に仕上げておくことで、校正サービスでより高品質な論文に仕上げることが可能となるのです。英文校正サービスは便利ですが、基本的なことが出来ていなければ、いくら校正を繰り返しても質の高い論文には仕上がりません。校正サービスに出す前に、自身の原稿の書き方に今一度向き合うことも重要になってくるのです。

原稿に含まれるデータや情報が最新かつ正確であることを確認する

論文が発表されるような医療関連、経済学といった分野では常に情報が更新されていきます。そのため、論文内にデータに基づいた考察を行う場合、常に変化する情報を確認し論文制作を行うことが重要になります。古い情報と最新の情報では、情報が真逆に変化していることも多く、古い情報のまま論文を制作していくと、論文全体の情報が不確定で信憑性のないものと判断されてしまいます。

英文校正ではスペルや文法といった言葉の間違いを正すサービスですが、論文の根本的な部分が間違っている場合は校正しても論文自体の質は向上しません。正確な情報の収集は論文のテーマにも関わる問題であり、その問題に校正業者のサービスは範囲外となります。そのため、校正を依頼する前に正確な情報は自身で確認しておくことが大切です。校正を担当するスタッフもその分野に詳しいプロではありますが、正確かつ迅速に校正作業を行ってもらうためには、自分自身の事前の情報確認が作業スピードを左右することになります。

論文全体の価値を上げるためには、論文制作時から頻繁に情報収集を行い、その情報が間違っていないか確認を怠らないことが重要です。近年ネットで国内だけでなく海外の最新の情報も常に取得できるようになりました。校正依頼を行う際には、様々なメディアを駆使して正確な情報確認を行っておきましょう。

校正業者に任せるようなことはせず、自身の目で多くの情報と照らし合わせて入念に準備した上で校正を依頼しましょう。そうすることで論文の質をさらに向上させることが可能となるのです。

書き上げた原稿は必ずもう一度目を通して体裁を整えておくこと

長い期間を掛けて論文は制作されるものですが、それ故に一度の確認だけでは不十分となることも多いのです。部分的に制作することもあり、全体を通して確認することが少ないと、間違いに気づきにくいこともあります。見落とした間違いも英文校正業者に任せておけば良いと考えている方も多いと思いますが、まず自分自身の目でしっかり確認しておくことが重要です。

確認せずに校正に出した場合、校正が完了して再度自身に原稿が返ってきた時にその間違いを理解することができない可能性も出てきます。必ず書き上げた時に何度も目を通しておくことで、校正に出した際にさらに論文の質を向上できる可能性が高くなります。また、校正を依頼する側は体裁を整える意味でもしっかり最終確認を行っておくことが大事です。

依頼者ではありますが、校正者がスムーズに作業できるような配慮を行っておくことで、迅速な対応を行ってもらいやすくなります。校正者も膨大な文字の中から間違いや適切な構成に直すため、些細な自身で直すことのできる間違いは事前に修正しておきましょう。論文は何度も確認を行うため、同じ校正スタッフとやり取りを行う可能性もあります。その際に校正者に悪い印象を与えないようにしておくことも大事であるため、目に見えて雑な状態で依頼するのは避けましょう。

自分自身のチェックで不安であるなら、周りの同じ分野の友人などに論文を読んでもらい、テーマが伝わるかどうか確認することも一つの手です。入念に準備をした上で校正業者に依頼すれば、高品質な論文に仕上げることができるようになります。

まとめ

校正作業をスムーズに行ってもらうには、まず自身の論文を自身の目でしっかり確認することが重要です。自身で直すことのできるミスは事前に修正しておくことで、業者による作業がより高品質になります。特に最新の情報を把握していることは論文全体の質にも関わってくるので様々な媒体を使用して確認しておきましょう。校正サービス自体は論文の根本的な情報を修正してもらえるものではないため、英文校正業者に一任しないようにしましょう。書き終わった後には全体を通したチェックをすることを心掛けておくと良いでしょう。

TOPへ戻る