英文校正で薬学の英語論文が学術雑誌に掲載される可能性を高めよう

学術雑誌に掲載される薬学論文には、どのような特徴があるのでしょうか。
また、英文校正会社に依頼すると、なぜ学術雑誌に掲載される可能性が高まるのでしょうか。
この記事では、学術雑誌に掲載されやすい薬学論文の書き方と注意すべき点、日本人が英文校正を受けた時に修正されがちなポイントをご紹介します。
薬学論文を英文校正会社に依頼するメリットと選び方、おすすめの英文校正会社もチェックしておきましょう。
コラムの目次
学術雑誌に掲載されやすい薬学論文の書き方
薬物論文は、そもそもどのように書いたらよいのでしょうか。
投稿する学術雑誌の選び方から、具体的な書き方までをご説明します。
薬学論文の内容が学術雑誌のテーマに合っている
自身で書いた薬学論文を投稿する際、学術雑誌はどのように選べばよいのでしょうか。
どんなに優れた内容の論文でも、学術雑誌のテーマに合ってなければ掲載されません。
薬学論文のテーマが、学術雑誌のテーマに合っていることが大前提です。
各学術雑誌のウェブサイトや投稿規定、過去にその雑誌に掲載された薬学論文を見て、掲載される論文のトピックの傾向をつかみ、自身の研究テーマに合った学術雑誌を選びましょう。
自身の研究テーマに新規性があり、研究分野に貢献する内容であれば、掲載される可能性が高まります。
薬学の学術雑誌の投稿規定を厳守する
薬学論文に限らず、学術雑誌に掲載されるためには、論文を投稿規定にしたがって書くことはマストです。
学術雑誌の投稿規定にしたがって書かれていないという理由だけで、論文がリジェクトされる可能性もあります。
投稿規定に書かれているルールは、論文の構成、各構成部分に何を書くか、語数、フォント、図表のフォーマット、記号や略語の書き方、参考文献の書き方など多岐にわたります。
ノンネイティブの日本人にとっては、薬学のような専門性の高い内容の論文を英語で書きあげるだけでも大変ですが、投稿規定を熟読した上で各ルールを厳守しましょう。
薬学英語論文の構成に沿って書く
薬学の英語論文には、以下のようにほぼ決まった論文構成があるため、この論文構成に沿って書くことが大切です。
学術雑誌の編集者は、投稿された多数の薬学論文に短時間で目を通す必要があります。
一般的な論文構成にしたがって書かれていない薬学論文は、どこに何が書いてあるか分かりづらく、論文内容をじっくり読んでもらえないでしょう。
【一般的な薬学論文の構成】
- タイトル(Title)
- 要旨(Abstract)
- 序文(Introduction)
- 方法(Method)
- 結果(Result)
- 考察(Discussion)
薬学論文の各パートでどんなことを書けばよいか、以下でご説明します。
薬学英語論文の「タイトル」の付け方
薬学英語論文のタイトルは、学術雑誌の編集者の目を引くよう、タイトルを見ただけで薬学論文の内容が分かるような具体的なものにすべきです。
研究テーマを大まかに示すだけのタイトルや、論文の具体的内容が推測しづらいタイトルは、あまり好まれません。
また、タイトルは文ではなく名詞で書き、可能な限り簡潔にします。
以下の例のように、重要なキーワードを用いて、何について書かれた論文か容易に予測できるものにしましょう。
例)The Long-Term Effect of X(薬の名前など) on hyperglycemia
(高血糖症へのXの長期的効果)
薬学英語論文の「要旨」は単なる要約にしない
薬学英語論文の「要旨」には本文で書かれた研究目的、研究方法、研究結果、考察などを簡潔にまとめます。
論文の読者は、「タイトル」と「要旨」を読んで本文を読むかどうか決めることが多いため、「要旨」は重要なパートです。
本文の単なる要約にならないよう、その研究を行った理由や背景、当該研究の専門分野に与える影響などが分かるように書き、読者を引き寄せましょう。
薬学英語論文の「序文」は明瞭簡潔に書く
薬学英語論文の「序文」に書くべきことは、
- 既に分かっていること(既存の研究結果など)
- 未解決の課題
- 当該研究が扱う課題
- 専門用語および略語について、統一された表現がないか
- 専門用語の辞書で指定されているものがないか
- 略語を最初に使う時の表記方法
3つに大きく分けられます。
研究分野の既存研究や背景知識などの広範な話題から、本論文の研究課題というピンポイントなテーマへと、徐々に範囲を狭めながら書いていくイメージです。
薬学英語論文の「方法」は再現できるよう詳細に書く
薬学英語論文の「方法」は、他の研究者がその研究を再現できるように、実験や調査を行った方法を書きます。
薬学論文は特に「再現性」が重要視されるため、学術雑誌の査読でも「方法」の確認は念入りに行いましょう。
「方法」が正確かつ詳細に書かれていないと、論文自体の信頼性が劣ると判断されてリジェクトにつながってしまいます。
薬学英語論文の「結果」を書く時は正確さを徹底する
薬学英語論文の「結果」は、研究結果を正確かつ簡潔に書きます。
研究結果に関する自身の解釈は「考察」パートに書くので、「結果」では事実のみを記載するにとどめましょう。
図表を活用して分かりやすくまとめると理解されやすくなります。
結果に書かれた数値などの誤りが多ければ、最悪の場合、改ざんを疑われる可能性も捨てきれません。
得られた数値の転記ミスなどがないよう慎重に書き、書いた後は元データと照合してチェックしましょう。
薬学英語論文の「考察」では結論を先に書く
薬学英語論文の「考察」では、結果の要約を書いてそれに対する自身の解釈を書き、研究の結論を述べます。
自身の研究結果や結論の妥当性を主張する際には、他の研究者の論文を引用して客観的に説明しましょう。
なお、結論は「考察」の冒頭でも簡単に触れておいた方がベターです。
日本語の文では、理由や詳しい説明を述べてから結論を記載することが多いですが、英文では結論を先に述べて、その後詳しい説明を書く方が望ましいとされているためです。
薬学の英語論文を書く時に特に注意すべきポイント
薬学論文の信頼性を確保して学術雑誌へ掲載の可能性を高めるには、「方法」と「結果」を正確に書くことが特に大切です。
また、薬学論文は多くの専門用語や略語が使用されるため、特に以下の点に気を付けましょう。
新しい専門用語の場合は辞書に載っていないこともあります。
最新の薬学論文を読むなどして、専門用語の正しい使い方を確認することが大切です。
薬学論文の「要旨」では「略語を使わず正式な名称を用いる」などのルールがあります。
投稿規定を読んで書き方を確認しましょう。
日本人が英文校正で修正されやすいポイント
以下では、日本人が英文校正で修正されやすいポイントを、具体例を挙げながらご説明します。
あらかじめ知っておくことで、薬学論文の質を高められます。
英文の主語が明確でない
英語は日本語よりも主語を明確にする言語です。
動詞の行為者が誰(何)なのか、常に意識しながら英文を書くようにしましょう。
たとえば、「その患者は症状が悪化した。」と言いたい時、日本語では「患者」を主語にして「その患者は症状を悪化させた。」と言えます。
一方、英語では、「悪化した」のはあくまで「症状」なので、英語での主語は「症状」にします。
× The patient developed the symptom. → 〇 The symptom developed.
また、日本人がよく使う”It … to …”構文や”there is …”構文は便利ですが、(本当の)主語が文頭にないため、多用すると読みづらい英文になってしまいます。
たとえば、「薬を処方することは・・・」と言いたい時、主語(to prescribe medicine・・・)があまり長くなければ、仮主語の”it”を使わずに”to prescribe medicine …”を直接冒頭に持ってくる方が簡潔な文になるでしょう。
It is … to prescribe medicines. → To prescribe medicines is ….
また、「YにはXがある。」と言いたい時は”there is …”構文がよく使われますが、”contain”を使って以下のように言い換えると明瞭簡潔な文になります。
There was X in Y. → X contained Y.
英文に受動態を多用している
以前は、フォーマルな英文では受動態が好んで使われる傾向にありました。
昨今では、英語論文は明瞭簡潔に書かれている方が好ましいとされ、能動態で書かれることが多くなっています。
受動態よりも能動態で書いた方が、動詞の行為者(主語)が分かりやすくなり、語数も減ります。
The symptoms are prevented from developing by the medicine.
→ The medicine prevented the symptoms from developing.
(その薬は症状が悪化するのを防いだ。)
英文に冗長な表現が多い
日本人が英文を書く場合、日本語に引きずれられてどうしても冗長な英語表現が多くなりがちです。
日本語を英訳する感覚で英文を書かないようにし、できるだけ簡潔な英文を書きましょう。
書き終えたら、論文を第三者になったつもりで読み、より簡潔な英語表現にできるところはないか見直すことをおすすめします。
たとえば、薬学の論文には病気(disease)、症状(symptom)、治験(clinical research)などの言葉が頻出します。
最初に病気や症状などの名前を定義づけする時は書く必要がありますが、その後は意味が分かり切っているので省略しても差し支えない場合が多いです。
a cure of Alzheimer’s disease → an Alzheimer’s cure
(アルツハイマー病の治療法)
「XのY」と言う時、日本人は”of”を使って”Y of X”とすることが多いのですが、”XY”と言った方が簡潔な言い方になります。
Samples of blood → blood samples
「治験の患者」を英語で書く時、最初は “the patient in a clinical research”とフルで書き、2回目からは前後から意味が分かる言葉(“in a clinical research”)を省略して、単に“the patient”としてもかまいません。
(1回目) the patient in a clinical research → (2回目以降) the patient
名詞よりも動詞を使った方が、簡潔な表現になることもあります。
たとえば、名詞(shrinkage)を使った「Xの収縮が見られた。」という文を、動詞(shrink)を使った「Xが収縮した。」に変えると、以下のように短くなります。
Shrinkage of X was found. → X shrank.
主語と動詞を含む「節」よりも、分詞構文を使って「句」で表した方が簡潔な英文になるでしょう。
After we administrate X to patients, we … → Following administrating X to patients, we …
(患者にXを処方した後、我々は・・・)
英語力が相当高い方でも、ネイティブが読むと不自然な表現や冗長な表現を使ってしまうことがあります。
投稿予定の学術雑誌に掲載された薬学論文を英語表現のお手本として活用して、簡潔な英語表現を学びましょう。
ただ、薬学論文を書くのに熟達した後も、薬学論文を学術雑誌に投稿する前には、英文校正会社に依頼することをおすすめします。
薬学の英語論文を英文校正会社に依頼するメリット
論文の英文校正の実績が多い英文校正会社は、学術雑誌に掲載されやすい薬学論文の特徴を熟知しています。
このため、英文校正会社に依頼すると以下のようなメリットがあり、学術雑誌への掲載可能性を高められるでしょう。
英文校正を通じて英文のクオリティが高まる
学術論文に強い英文校正会社による英文校正は、スペリングや文法など英語自体の誤りを修正する一般的な英文添削内容にとどまりません。
学術論文ならではのチェックポイントを含めた英文校正をすることで、英文のクオリティを高めてくれます。
たとえば、論文がアカデミック英語で書かれているか、薬学の専門用語や略語の使い方が正しいか、薬学論文の構成が正しいか、論文の「要旨」と論文全体の内容が一致しているかなど、様々な観点から英文校正を行います。
薬学の専門知識を踏まえた英文校正をしてもらえる
英文校正会社では、薬学の専門知識を持った校正者が英文校正を担当します。
このため、論文の内容まで踏み込んだ英文校正が可能となり、科学的な正確性や論理的整合性を高められます。
特に、論文の「考察」部分は、薬学の専門知識がないと十分な英文校正をすることは難しいので、薬学に通じた校正者に英文校正してもらうことが大切です。
英文校正で学術雑誌の投稿規定もチェックしてもらえる
海外の学術雑誌の投稿規定は当然ながらすべて英語で書かれており、事細かに決められていることもあります。
自身で投稿規定を読んでから英語論文を書くのはもちろんですが、自分だけでは見落としてしまう可能性もあるでしょう。
英文校正会社に依頼すると、英文校正のサービスに投稿規定チェックが含まれている場合があり、プロの第三者の目で確認してもらえるので安心です。
英文校正で薬学における新規性を明確にできる
薬学論文に新規性があるかどうかは、学術雑誌に掲載されるための重要な判断基準の一つです。
薬学論文を英文校正会社に依頼することで、科学的な新規性が明確に、かつ説得力のある論文になり、掲載可能性が高まります。
薬学に強い英文校正会社の選び方
では、英文校正会社はどのように選んだらよいでしょうか。
薬学論文に強い英文校正会社を選ぶ時のポイントを、以下でご説明します。
薬学論文を英文校正した実績が多いか
論文の中でも、薬学論文を英文校正した実績が多い英文校正会社を選びましょう。
学術論文は分野によって書き方、使われる英語表現、専門用語などが異なり、英文校正をする際のポイントも違ってきます。
薬学論文の英文校正実績が多い会社であれば、薬学論文の英文校正のノウハウが蓄積されているはずです。
英文校正会社によって、得意な分野と不得意な分野があります。
会社のウェブサイトを見て、どのような専門分野に対応可能で、特にどの専門分野に強いのかチェックしましょう。
薬学の専門分野に強い校正者がいるか
自身の専門分野に近い校正者がいるかどうかも、英文校正会社を選ぶに当たって重要なポイントです。
薬学と一口に言っても薬理学、薬化学、創薬化学を始め幅広い分野を含んでいます。
できる限り、自身の細分化された専門分野に近い校正者に英文校正してもらう方がベターでしょう。
薬学の細分化された専門分野に通じた校正者が英文校正をすると、専門用語や略語の誤りを正しく修正でき、論文構成や論理的一貫性など、内容に踏み込んだ英文校正が可能です。
英文校正サービスに含まれる内容
英文校正サービスの内容に、自身が必要とする校正内容が入っているかも大切なチェックポイントです。
英文校正会社によって、また各社のサービスプランでも、英文校正の内容は異なります。
論理的一貫性のチェック、研究の新規性の明確化、投稿規定のチェックなど、学術雑誌掲載の可能性を高めるような内容が含まれているか確認しましょう。
なお、論文の質を高めるために重要な再校正サービスは、英文校正会社によって無料の場合と、有料の場合があるので確認が必要です。
日本人の著者が書いた英語の意味がネイティブの校正者にとって分かりづらい場合、校正者は前後から意味を推測して英文校正を行います。
そのため、著者の意図と異なる意味の英文に修正されてしまうこともありますが、再校正の際に質問や原文の修正などを通じて、著者の意図と校正者の理解をすり合わせます。
薬学に強い英文校正会社でおすすめはここ!
薬学に強い英文校正会社の中から、おすすめ5社の会社概要や特徴、英文校正サービス内容と料金をご紹介します。
edanz(エダンズ)
edanz(エダンズ)は、薬学を含む医学や科学分野に強い英文校正会社。
同社では、医学・科学分野に関する博士号と3年以上の英文校正の実績を持ち、厳しい基準で選定された専門家が、品質管理を担当するネイティブスピーカーとチームを組んで、2人体制で英文校正を行います。
edanz(エダンズ)の英文校正は、誤った文法を訂正するのはもちろんのこと、科学的な表現を適切で明確なものにし、研究の新規性や有用性をより明確にします。
投稿規定にしたがって書かれているかもチェックし、異なる場合はコメントを残してくれます。
調査によると、edanz(エダンズ)の英文校正を経た論文は、あるジャーナルにおける論文採択率が一般的な論文の1.7倍と高い水準です。
edanz(エダンズ)では、英語論文が常にベストな状態になるよう英文校正サービスプランは1種類に統一されています。
料金は納期によってのみ異なり、納期が3営業日の場合1単語当たり12円、2営業日の場合は16.5円、1営業日の場合21.5円。
再校正は、投稿前であれば1回分が無料(納品から60日以内に限る)。
著者と校正者の認識の違いをすり合わせ、英語論文のクオリティを高められます。
FORTE(フォルテ)
FORTE(フォルテ)は、科学技術系の英語論文の翻訳および英文校正サービスを提供している会社です。
過去30年間に約5万人の顧客に対して30万件以上のサービスを提供した実績があり、顧客の85%がリピーターとして英文校正サービスを利用しています。
英文校正を担当するのは、薬学を含む専門分野の深い知識と英文ライティング能力を兼ね備え、学位を保有する欧米系ネイティブ。
見積もりから納品まで、日本人コーディネーターが担当し、質問や要望に対応してくれます。
ジャーナルの査読者から英語の質に関して指摘があった場合は、問題の有無について確認の上レポートも発行可能です。
料金は英文校正サービスの内容により3段階に分かれており、「英文校正ライト」は1単語当たり8.8円、「英文校正」は1単語当たり13.75円、「英文校正365」は1単語当たり19.25円。
ジャーナル投稿前の再校正は1回分無料で受けられ、「英文校正365」の場合は365日再校正が無料となっています(加筆修正部分が原稿の20%を超えない場合)。
editage(エディテージ)
editage(エディテージ)は、世界に80万人の顧客を抱え、200万稿の英文校正実績を持つ創業20年の英文校正会社。
既存顧客などからの口コミにより依頼する新規顧客が多いのが特徴です。
同社は1300もの専門分野に対応しており、薬学を含む生命科学分野では、28万件以上の支援実績があります。
専門分野に強く博士号などの学位を有するネイティブ校正者と、校正マネージャーが2名体制で英文校正を担当。
editage(エディテージ)が英文校正した論文は、薬学を含む様々な学術雑誌に掲載されています。
英文校正の内容に応じて3種類のサービスがあり、「スタンダード英文校正」は1単語当たり5.5~18円、「プレミアム英文校正」は10.5~24円、「トップジャーナル英文校正」は30~34円となっています。
校正者に1年間無料でチャットを通じた質問ができます。
GeniusPlus(ジーニアスプラス)
GeniusPlus(ジーニアスプラス)は、翻訳会社ワンプラネット株式会社が運営する、医学論文の英文校正に特化した会社です。
2,500件以上の英文校正の実績があり、海外ジャーナルへの投稿は300本以上。
英国・米国やシンガポールにある大学の学位を持つネイティブが英文校正を担当しています。
さらに、日本人の医学博士が英文校正後の英語論文をチェックし、論文内容との整合性を確認します。
日本人の医学専門家がダブルチェックすることで、著者と校正者の認識のずれなどが調整され、論文のクオリティが高まる仕組みです。
英文校正はサービス内容に応じて3種類あり、「英文校正プラン」が1,500単語当たり10,500円、「論文校閲プラン」が1,500単語当たり18,000円、「英文添削プラン」が1,500単語当たり27,000円。
質問や再校正に無料で対応してもらえます。
Medical English Service(医学英語総合サービス)
Medical English Service(医学英語総合サービス)は、薬学を始め医学、歯科学、バイオサイエンス、看護、など様々な医学系分野に対応できる英文校正会社。
1984年から30年にわたり30万件以上の英文校正を行っています。
専門分野の学位を持ち、英文校正のスキルを持つネイティブが英文校正を担当。
英文校正は英語として正しいかだけでなく、参考文献の記載方法、語数制限、図表のフォーマットなど、投稿規定にしたがって書かれているかもチェックしてもらえます。
英文添削により筆者の意図する意味と違う英語表現になってしまった場合は、英語または日本語で文意を書いて質問することで、再度正しい英文に修正してもらうことが可能です。
料金は英文校正の所要時間に応じて課金されるシステムで、10分当たり1,000円。
目安として、2,500単語程度の原稿であれば10,000~25,000円です。
まとめ
この記事では、学術雑誌に掲載されやすい薬学論文の書き方や、薬学に強い英文校正会社の選び方などをご説明しました。
薬学論文には、構成や書き方に一定のルールがあります。
それらのルールに従い、薬学論文ならではの注意事項や日本人が英文校正で修正されやすい点に留意しながら書くことが大切です。
また、薬学論文を学術雑誌に投稿する前に、薬学に強い英文校正会社に依頼することは様々なメリットがあり、学術雑誌への掲載可能性を高められます。
英文校正会社を選ぶ際は、校正実績、在籍する校正者の専門分野や経歴、英文校正のサービス内容を比較検討し、自身にとってベストな英文校正会社を選びましょう。
世界的な学術雑誌の場合、掲載される薬学論文は投稿された論文のうちほんの一部です。
狭き門ではありますが、逆に言うとリジェクトされても気にする必要はありません。
なぜリジェクトされたのか、次はどんなところに気を付ければ掲載可能性が高まるかといった点を分析し、ぜひ次につなげましょう。
学術雑誌に掲載されれば、広く世界に向けて自身の研究成果を発表できます。
英文校正会社を上手に活用して薬学論文のクオリティを高め、積極的に学術雑誌に投稿しましょう。