就職サポートはある?英文校正スクールの選び方

公開日:2019.06.13

英文校正者になるには、実はスクールや学校に通うことも、資格取得も、必須条件ではありません。実際、英文翻訳や校正の会社に就職して、働きながら校正のスキルを身につけていく人も少なくはありません。とは言え、新卒採用枠でなければどうしても経験者優位の世界なので、ある意味では狭き門だと言えます。ですので効率よく経験を積み、ある程度校正のスキルを身につけたうえで就職活動を始めるのが、実は近道だったりもするのです。スクールについて詳しく見ていきましょう。

スクールに通うメリット

スクールに通うメリットとしては、校正の技術をきちんと学べる点です。スクールに通うので当然と言えば当然なのですが、校正というものを独学で習得するのはなかなか難しいものです。語学力や英語のスキルを身につけるだけであれば、やる気さえあれば独学で、しかもお金をかけなくても可能です。その他たとえば保育士、司法書士やファイナンシャルプランナー、Webデザイナーなどといった職業では、スクールや学校で学べば効率が良いかもしれませんが、独学でも資格取得を目指せます。

しかし英文校正者は、英語力だけでなく校正作業の能力を身につける必要があるので、より専門的で実践的な学びが必要となります。つまりただ語学を取り扱っているのではなく、「技術者」としての側面があるというわけです。技術に関しては、テキスト1つで習得できるものではありませんし、そもそも公的な資格が存在していないため、英文校正に関するテキストを入手するのが困難だと言えます。とすれば、必須条件ではないにしろ、専門のスクールで学ぶのが効率の良い方法だと考えられます。

学びの面以外にも、経験を積むという点でのメリットもあります。英文校正者として就職を目指すのに資格が必須でない一方で、実務経験を求められることがほとんどです。校正者として3年以上の経験があれば就職先の選択肢が広がるかと思いますが、そこまでにたどり着くのがなかなか困難なのです。「未経験OK」の校正アルバイトの求人を探したりクラウドソーシングで仕事を見つけたりするという方法もあります。もしくは、スクールに通うことです。

スクールで学ぶことが校正者としての経験という事にはなりませんが、少なくとも英文校正について学び、一定のレベルまでのカリキュラムを修了しているのは事実なので、全くの未経験者とは扱いが異なります。ただ語学系の資格を取得しているよりも、就職活動においては有利に働くことでしょう。

失敗しない選び方

国内で英文校正を学ぼうと考えた場合、選択肢が限られてしまうのは事実です。スクール自体が非常に少ないのです。その他の選択として、大学や専門学校で学ぶという方法もあります。いずれ場合も、「英文校正」専門の学科やカリキュラムで学ぶというよりは、幅広く知識を身につけるといったかたちになります。もしまだ学生で進路が明確でない場合には、大学進学を選択するのもひとつの方法です。校正に関する仕事について専門学校で幅広く学ぶのも良いかもしれません。校正と併せて何か専門分野の学びを修めたうえで、それを活かしながら校正の仕事もしていくという道も考えられます。

しかしキャリアチェンジとして校正者になりたい、校正者への道を固く決意しているといった場合には、専門のスクールで学ぶのがベターでしょう。全日制、夜間講座、土曜講座、通信講座など様々なコースを選択できるところもあるので、学び方もライフスタイルに合わせて選べます。さらに、短期コースで最短1日のセミナーなどが開催されていることもあるので、他の学校に通いながら、会社で働きながら、校正について学ぶことも可能です。

その他、語学学校で英文校正の講座が開催されていることもあります。限られた語学学校、限られた日程での開催となりますので、常にアンテナを張っておく必要はあります。しかし校正とはどういったものか、実践的な能力としてどういったことが必要なのかを知る良い機会となるはずです。チャンスがあれば利用してみると良いでしょう。

このように、スクール自体の選択肢は少ないものの、学び方については自分に適した方法を選択しやすい環境にあると言えます。あらかじめ、いつから校正者として働きたいのか、どういった会社、どういった分野で校正の仕事をしていきたいのかを明確にしておくと良いでしょう。それをもとにすれば、どれぐらいのスパンでどの程度のスキルを身につけておくべきなのかが見えてくるはずです。

就職サポートの重要性

少ない選択肢の中ではありますが、どのような点に注目してスクールを選択するべきかと言えば、何より就職サポートに関してです。具体的なサポートとして、2つのポイントを押さえておきましょう。スクールのパンフレットやホームページを見れば保証やサポートの充実度合いが分かるはずなので、しっかり確認しておきましょう。

まず1つ目は、修了書や資格認定に関することです。英文校正者として働く際、スクール卒業や資格は必須ではありません。しかし、スクールに通うからには、何か明確な証明書がもらえなければメリットが大きいとは言えません。せっかくお金を出して通うのですから、きちんと自分の実力が証明されるような資格を付与してもらえるようなスクールを選択しましょう。校正に関するメジャーな資格としては、校正技能検定、校正士といったものがあります。

2つ目は、卒業後・カリキュラム修了後の就職サポートについてです。就職サポートを売りにしているところが少なくありません。しかしどこまでのサポートがあるのかによってその価値は大きく変わってきます。たとえば就職相談に乗ってくれること、提携先の会社があること、卒業後の就職率が高いことなど、自分に必要な環境が整っているのかを入学前にしっかり確認しておきましょう。さらに在学中だけでなく、終了後の保証がどこまでついているのかも大きなポイントです。そのあたりもしっかりリサーチして賢くスクール選びをしましょう。

校正に関する仕事は、ごく一般的な仕事とは言い難い部分があります。英文校正となるとさらに専門性が高く、自分に適した志望先を見つけるのは容易ではありません。そのため、スキルはあっても就職活動が思うように進まないと悩む方も少なくありません。また未経験ならなおさらで、アピールできる実績がないまま就職を目指すのは一筋縄ではいきません。そう考えると、スクールを活用して就職先を探すのが効率の良い方法だと考えられます。授業料という投資が必要にはなりますが、将来のことを考えると有効な方法ではないでしょうか。

まとめ

英文校正を学ぶ手段として、今回はスクールに注目してみました。翻訳や校正の世界は、未経験者が活躍するのが難しい業界です。専門の場所での学びが、ひとつの経験としてアピールポイントにつながります。効率良く学び、経験値にもなるのは非常に大きなメリットと言えます。

また、カリキュラム終了後の就職サポートが充実しているところを選ぶと、英文校正者として活躍する未来にぐっと近づくこととなります。最短1日から受けられる講座もありますので、まずはそういったものを利用してみるのも良いかもしれません。

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