文章の質を高める翻訳チェッカーの料金相場は?おすすめ3者のサービス内容と料金を比較

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公開日:2021.06.11

会社で使う資料や論文を英語で作成したり、大学などで研究論文の英作文、英語スピーチを行ったりする際に、自ら翻訳を行うか翻訳サービスを利用します。そして公式な作文であれば、念を入れて翻訳チェッカーを依頼することでしょう。そこで気になるのが、英文校正の料金ではありませんか?単なるスペルチェック・文法チェックから、品質向上アドバイスや英文校正証明書を含むサービスまでの料金設定や相場をご説明します。

翻訳チェッカーは英文の種類や内容によって料金が違ってくる

和英翻訳を担当する人は、基本的に英語が堪能な日本人の方です。英検資格を持っている人や、英語圏での海外留学をしたバイリンガルの人が一般的に担当しています。ただし、医学論文や技術開発の研究発表など、専門的な分野における公式文章となれば、やはり翻訳の後に、専門分野に精通したネイティブチェッカーに最終校正をしてもらう必要があるでしょう。
自分の英文を読み・聞きする英語圏の人が、にこちらの言いたいことの趣旨をしっかり理解できるように、その分野で実績のあるネイティブチェッカーに英文校正を依頼するのが一番です。
実際に英文校正で評価の高い翻訳チェッカーサイトを見ますと、校正対象を細かくカテゴリー分けして用意しています。もちろん、サイトごとで得意分野が違いますから、依頼する際はその点を確認しながら選ぶようにしましょう。

翻訳チェックの対象となる文章とは

英文校正で扱われる文章の多くは、専門性の高いもので、その種類は多岐にわたっています。翻訳チェッカーのサイトによって、それぞれ得意とするカテゴリーがあり、単に会社規模が大きいとか、評判が良いという理由だけで選択しない方が良いでしょう。
依頼する英文の種類や内容に応じたカテゴリーを専門としている翻訳チェッカーサイトを適切に選ぶために、ここで英文校正のカテゴリー分けを確認しておきましょう。
一般的に英文校正が行われている文章は、大きく4種類に分かれます。

  • 学術論文・学術関連文書:博士論文、医学論文、研究論文、医学論文、アブストラクト、ケーススタディー、英語スピーチ原稿など
  • 技術文書:技術レポート、市場調査レポート、ユーザーガイド、工学系技術書類、ITマニュアルなど
  • ビジネス文書・実務文書:国際ビジネス企画書、契約書、株主総会開催案内、裁判記録等の法律文書、決算書、投資家向け金融商品説明書、取扱説明書など
  • 一般文書・書籍:英文履歴書、エッセイ、広告コピー、スピーチ原稿、ニュース原稿、ホームページ、旅行ガイド、宿泊案内、学術書、ノンフィクション、フィクション、各雑誌など

カテゴリーによって料金相場に格差が出るケースがあるため、まず、自分の依頼する英文校正がどの分野に属するのかを確認して、候補とした翻訳チェッカーサイトの料金設定を確かめてみると良いかもしれません。

翻訳チェッカーでは専門分野や内容によって料金相場が違う

このように、英文校正サービスが扱う文章については、かなり多岐にカテゴリー分けされています。どの分野をメインに扱うかで、そのサイトの料金設定に若干の格差がついてくるでしょう。あくまでも目安ではありますが、単語と文法チェックだけならば1wordの単価4円前後から選ぶことができます。一方、医学論文のように高い専門性の文章でキメの細かなサービスが追加されると1wordの単価が10~20円ぐらいになります。

文章の難易度で料金相場が違う

たとえばホームページの記載記事や旅行ガイドのコラムなどをメインで扱っていれば、1wordの単価は安め設定になります。相場としては4円前後で済むかもしれません。一方、免疫治療に関する研究レポートなどのように最先端の専門知識・専門用語を用いた文章であれば、文字単価が10円を超える料金相場になるのが一般的です。
基本的に翻訳チェックーカーを利用する場合、文章の趣旨をしっかりと読み手・聞き手に伝えるために、的確な表現で説得力のある質の高い英文校正を望むものです。ですから、多少は料金相場が高くなりますが、依頼する文章の内容に関するカテゴリーに精通しているネイティブ校正者が担当してくれるサイトを選ぶと良いかもしれません。

校正サービスの内容で料金相場が違う

また、単にスペルチェックや文法訂正をするレベルであれば、ネイティブによるダブルチェックでもそれほど高くなりませんが、専門分特有の表現や専門用語の使い方、品質向上アドバイスや英文校正証明書などのオプションサービスを含めて依頼するとなると料金相場が高くなる傾向です。
校正サービスとは、単に文章を適切に手直しするだけのサービスではありません。英語の単語チェックと文法上のミスを校正すると同時に、論文の構成や内容表現に至るまで、かなり踏み込んだサポートが受けられるものです。
専門分野の論文や研究発表の公正において、ある程度の実績があるスタッフを抱えている校正サイトならば、依頼者の希望や要請に沿ったキメの細かなサービスを提供してくれるでしょう。

▼利用価値の高いサービス

  • 品質向上チェック
  • 論文診断レポート(事前査読レポート)
  • 原稿評価カルテ・英文校正証明書
  • 盗用(コピペチェック)や剽窃チェック
  • ファイル形式・アフターサービス

納期のスピードで料金相場が違う

仕事が正確で速いということも選択ポイントになります。問い合わせた時のやり取りが明快で、料金についての説明も分かりやすいのが良いサイトの条件です。見積もりの提案から納品の方法や納期についての説明、フォローまでを具体的に提示し、しかも迅速に行ってくれるサイトを選ぶと納得のいく校正サービスを担保することができます。
そこで、納期によって料金相場が違う点に注意しましょう。一般的に、依頼から納品までの日数は3~7営業日がスタンダードです。この範囲の納期であれば通常料金になります。
ただし、論文発表や投稿の期日が迫っている場合、もっと早く仕上げてほしいと要求するケースもあります。そういったニーズに応えるべく、翌日納品や即日納品を提供している翻訳チェッカーがあります。そうなりますと、料金相場は通常料金の1.2~1.5倍ほど高くなる可能性があります。

翻訳チェッカーを上手に利用するコツ

キメの細かいサービスが用意されている翻訳チェッカーの料金相場は、おおよそ1wordで 10~20円ほどに設定されています。5000文字程の研究レポートをネイティブチェックしてもらうとして、ざっと5万円以上かかる計算です。
決して安い料金とは言えませんので、ぜひ翻訳チェッカーの利用で失敗しないため、料金を無駄にしないために次の4つのポイントを実践してみてください。

英文に応じて校正者を選び、 プランを依頼ごとで使い分ける

まず事前に、依頼する英文のカテゴリーと校正内容を決めてから翻訳チェッカーを選びます。校正サイトにはそれぞれ得手不得手がありますし、料金プランの設定もまちまちです。適材適所でプランを使い分けると校正の質がアップしますし、費用を無駄にしなくても済むようになるでしょう。
校正の担当者も依頼ごとで選ぶことで、納得のいく校正サービスが期待できるようになるでしょう。校正者のプロフィールや過去の実績を提示してもらい、比較チェックすると選びやすくなります。
また、いつも常連にしている校正サイトを利用する場合でも、英文によって担当者や校正プランを使い分けるもの利用メリットを高めるコツです。基本的に、依頼内容は業者側に任せるのではなく、依頼者側の希望や要求を優先して自分で決める方が良いでしょう。

校正範囲の幅が広い翻訳チェッカーを利用する

校正サービスで提供されているサービス内容は詳しく確認するようにしましょう。先にも述べましたが、希望する校正レベルを満たすために、選んだプランが十分なサービスを提供しているかどうかを確認してから依頼するのが重要です。
もし不足があればオプションプランを追加しなければならず、それだけ費用がかさみます。反対にオーバースペックになっていれば、設定料金が無駄に高いということになるでしょう。
ただし、学術論文や会社のプレゼン資料など、文章の質や内容の高さが問われる文章の構成であれば、品質向上チェックや具体的に問題個所を確認するための原稿評価カルテ、専門業者の校正を受けた印となる英文校正証明書などが必要になるでしょう。
また、学術論文特有の言い回しや特有の文体、投稿規程に合わせたフォーマット調整といった作文上のアドバイスも役に立ちます。なお、投稿した原稿が却下(リジェクト)されて再投稿を提案された時に、論文を構成から見直す修正(リバイス)サポートしてくれるサービスなども必要になるかもしれません。
そのようなキメの細かなサービスが料金に含まれているところは、オプションで追加するよりもリーズナブルになる傾向があります。つまり、ハイレベルな校正を望む場合は、あらかじめ校正範囲の幅が広い翻訳チェッカーを選ぶと良いのです。

秘密保持のためにダミーファイルで見積もりを取る

持論を展開させた論文や未発表の研究資料など、発表前に不用意に他人へ見せるのは心配でしょう。たとえ見積もりの段階でも、あちこちの英文校正サイトに内容をさらしてしまうことを避けたいという方もいることでしょう。
そこで、複数の英文校正サイトに見積もりを出してもらうなら、カテゴリーと内容、文章のボリュームが同程度のダミー原稿を用意して提出する方法があります。依頼先が決まれば、本物の原稿と取り替えて校正してもらえば問題はありません。

リピート割引やキャンペーンをこまめに狙う

よく翻訳チェッカーを利用する人は、普段からキャンペーンなどの割引サービスのある・なしを定期的に確認しておきましょう。文字数の多い校正ならば、校正の質が確かなところで割引サービスのあるタイミングで依頼すると良いでしょう。
また、リピーターに割引サービスやポイント還元をしているサイトもありますので、そのようなお得なサービスを見逃さないのもコスパを上げるコツになります。

人気の翻訳チェッカー3社を比較チェック

では翻訳チェッカーで、とくに確かな品質・確実な納期厳守・使い勝手の良い付帯サービスで評判の高いところを3つ紹介いたします。

Edanz(エダンズ)の利用メリット

こちらは、各カテゴリーにネイティブ・エディターを配し、論文の構成・内容までを踏まえて英文校正・英文校閲をする高品質な校正サイトです。しかも、最短で翌日納品のサービスが評判のサイトですから、急ぎの方も安心してお任せできます。
なお、各専門分野の日本人コンシェルジュがきめ細やかなサポートをしてくれますから、英語論文の採択率がひと際高い点に注目です。

通常料金 通常価格16.5円(税込) 会員価格15.4円(税込)
納期 2営業日~(最短で翌日仕上げ)
主な校正の内容 単語・文法チェック、 科学的表現の適切性 ジャーナル投稿規定チェック、校正証明書、研究の有用性チェックなど

AJE(American Journal Experts)の利用メリット

こちらはアメリカの校正サイトで、各学術系の1000人以上ものエンジニアが論文作成のサポートをしてくれると評判です。
もちろん、英文校正は修士号や博士号を取得しているネイティブスタッフによりますから、品質の高さは折り紙つきです。国内の研究者からの校正依頼が2万7000件以上もあり、技術力・実績ともに優れた英文校正サイトだと言えるでしょう。

通常料金 スタンダード校正75ドル~
納期 2~7営業日
主な校正の内容 スペル・文法チェック、現行全体の文章の適正化、 参照文献のフォーマット調整など

Editageの利用メリット

国内はもとより、アメリカ、インド、中国、韓国にも法人展開しているグローバルな大手校正会社です。各専門分野のネイティブ校正者が丁寧にチェックするのはもちろんのこと、翻訳や投稿代行もサービスしていますから、論文を総合的にプロデュースする実力と実績を備えている英文校正サイトとしておすすめです。
難易度の高い学術論文の校正が得意で、1300もの専門分野をカバー。全国600大学からのオファーが来ることでも有名です。

通常料金 スタンダード校正は最低5.5円/単語(税込)~・プレミアム校正は最低12.1円/単語(税込)~
納期 即日納品可能
主な校正の内容 論理構造のアドバイス、研究内容の評価、回数無制限の再校正、 査読コメント対策、再フォーマット調整など

まとめ

翻訳チェッカーを利用するなら、できるだけ希望通りの校正サービスを提供してくれるサイトやプランを選ぶようにしたいものです。ここで説明した内容を心にとめておいて頂けますと、品質とコストの面で効率よく選べるようになるでしょう。

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