英文校正の求人に応募したい!おすすめ資格を紹介します

英文校正者として働くには、何か資格が必要なのでしょうか。たとえばスクールに通えば何か資格を取得できるのでしょうか。校正会社で働くには、英語の読み書きができるだけでなく「校正」という技術が必要なので、当然経験者が優遇されるのが現実です。しかし、求人に応募して校正者として本格的に仕事を始める前にはぜひ、取得しておきたいものです。それが仕事に直結するわけではありませんが、有効に働くことは確かです。

必須の資格は?

大前提として、英文校正者として働くうえで必須のものはありません。校正の仕事は、実践していく中で技術を身につけていくことになります。たとえ語学力に優れていても、誰もが校正の作業をこなせるわけではありません。校正していく中でのルールなどがあり技術が必要ですし、英語・日本語ともに適切に使いこなせる能力が求められます。また、誤字脱字がないか、原文との矛盾がないか、疑問を持ちながら読み進めるという集中力を保ち続けなくてはなりません。

そのためどちらかと言えば、資格よりも経歴や成果がものを言う世界になります。また、先に述べたような校正者としての技術、集中力、根気といったスキルが、求人に応募して採用を目指すうえで必要なものと言えます。では資格を取得するのが無意味なのかと言えば、決してそんなことはありません。英語に関するものはもちろん、その他会社で働くために使える資格などが役立つことも珍しくありません。

会社の規模や雇用形態、採用基準にもよりますが、会社のWeb上で履歴書送付を含めた応募の手続きをして、基準が満たされていると判断されれば、トライアルに進むのが採用までの流れとしてあります。その際自分をアピールする手段として、やはり資格が最も分かりやすい自己PR方法とも言えます。たとえば特に在宅で仕事をしたい場合、実務経験がまだ十分でない場合などに、その力を発揮することとなるでしょう。

今回は資格の重要性について伝えていきたいと思いますが、ここで「経験」についても触れておきます。資格があることで採用に有利に働くことは十分あり得ますが、やはり可能な限り、実践経験は積んでおきたいものです。経験の方が、より採用に直結しやすいと言えます。まだ経験が浅いのであれば、クラウドソーシングで単発の仕事をこなす、英語を扱う会社で働く、スクールに通うなど、英文校正に少しでもつながるような経験を積むよう努力してみましょう。

語学系の資格

ではまず、英語に関するものを見ていきましょう。何に挑戦するか悩んだ時は、まず一般的に有名な、英検やTOEICは取得しておくと良いでしょう。英文校正会社に限らず、就職・転職活動時に自分のスキルを示すのにも有効です。英文の翻訳や校正に関わる仕事をするには、英検1級、TOEIC900点以上は取得しておきたいところです。英文校正の仕事をしようと考えるほどですので、これらは難しいハードルではないはずです。少しの時間を割くだけで取得できるとすれば、挑戦しておくのが得策ではないでしょうか。

難易度が高めのものとして、たとえばTOEFLは、英語を母国語としない人の英語能力を測る試験で、アカデミックな内容の出題がされる傾向にあるので、英語力をアピールできる資格と言えます。国連英検は、日本国際連合協会主催で公的機関の採用評価や一部の大学の単位認定といった基準にも採用されています。その他には、英単語検定、IELTS、PTAacademic、CASEC、ケンブリッジ英語検定などがあります。

ある分野に特化した英語の資格もあります。自分の専門分野があるのは、校正者として働き続けるうえで重要です。目指す方向性がすでに決まっているのであれば、それに関わるものを取得すると良いでしょう。ただ英検などを取得するよりも、専門的なものを取得しておく方が有利に働くことがあります。具体的には、観光英検、日商英語ビジネス英語検定試験、工業英検、BATIC(国際会計検定)、貿易実務検定、CBS(国際秘書)検定試験といったものがあります。

翻訳や通訳の資格も使えることがあるでしょう。JTFほんやく検定、翻訳実務検定、JTA公認翻訳専門職資格試験、ビジネス英語翻訳士検定試験、知的財産翻訳検定、そして通訳案内士試験やビジネス通訳検定などがあります。英文校正に関する資格に関しては公的なものはありませんが、スクールに通う場合、終了時に「校正技能検定」や「校正士」の認定を受けることができたりします。

あると役立つ資格

英語以外には、PCスキルやビジネス関連、自分の専門分野に関するものを取得をしておくと良いでしょう。特に今の時代、PCの扱いに関しては当然求められるスキルとなっています。IT資格には、MOS、基本情報技術者、ITパスポート試験などがあります。このあたりを取得しておけべ、社会人として働くうえでは十分と言えるでしょう。

ビジネスマナー系に関しては、ビジネス実務マナー検定や秘書技能検定、コミュニケーション能力認定資格などがあります。マナー・プロトコール検定という、国際人として必要なプロトコール(国際礼儀)などの習得を目的としたものもあります。その他、日本語検定に挑戦してみるのも良いかもしれません。語学を取り扱う者として、英語だけでなく日本語を適切に使う能力は欠かせません。

自分の専門とする分野に関わるものを取得しておくのも、求人へ応募する際、そして校正者として活躍するうえで役立つことでしょう。IT、貿易、観光、法律、工業、会計等、英文翻訳や校正で関わるジャンルは様々です。いずれの場合も専門性が高くなるので、取得するには時間を要するでしょうし、合格するのが難しいこともあるでしょう。ただし、たとえ結果につながらなくても、専門分野について学んだ知識はきっと働くうえで生きてくるはずです。

具体的な資格をご紹介してきましたが、このように意欲的に取得に挑戦する姿勢、合格という目標に向けてコツコツと取り組む姿勢が、実は校正者の資質につながってくるとも考えられるのです。独学で取得を目指そうとすれば、孤独な戦いとなります。自分の中の学習計画やノルマに向けて勉強していく作業は、校正者として作業を進めていくのに近いものがあります。単に「資格」という結果を残すだけでなく、英文校正者としての能力を高めるためにも、実は取得を目指すという行動力が重要となってくるのです。

まとめ

英語に関するもの、その他に役立ちそうなものをいくつかご紹介してきました。いずれも必須ではない場合が多いのですが、その程度のスキルは持っていて当然、あると採用に有利になるといったケースがあるのも事実です。英文校正会社の求人へ応募するまでに、もしくはすでに校正者として働いている場合にも、時間を作って学習することが、きっと役に立つはずです。

もちろん経験を積むために時間を割くのが優先事項ではありますが、興味のあることにコツコツと取り組み目標を達成させるのは、校正者としての資質に通じる部分もあります。ぜひ色々な資格に挑戦してみてください。

TOPへ戻る